JIADS補綴コースに行って参りました!
週末にJIADS補綴コースのため、大阪に行ってきました。今回は咬合コース1回目。かみ合わせの勉強です。
補綴物(冠やブリッジ)などを長持ちさせるためにはかみ合わせがとても重要です。
かみ合わせが悪いと歯周病の進行が早くなったり、顎関節症だけでなく全身的に肩こりや姿勢が悪くなったりします。
実は人間程、このかみ合わせが複雑な生物はいないのです。というのも、たとえば犬なんかはカチカチする縦の動きだけなんですね。人間は縦の動きに加えて、横の動きギリギリする動きがあります。だから、ワンちゃんの歯ぎしりなんて聞いたことないと思います。
人はその複雑な動きをどうにか再現しようと咬合器というものが開発されてきました。日本に咬合器いうものが導入されたのは戦後のことですが、欧米では200年以上前からそのような高度な技術が開発されいたのです。すごいことですね。
また、それに伴って咬合理論というのも様々な議論がされてきました。様々な特殊な咬合器が開発され、色々な分析が行われてきました。
しかし、人の体が十人十色なのにも関わらず、一つの咬合理論をすべての患者さんに当てはめるのには無理があるのかもしれません。
今回のコースでは仮歯を利用して最良の咬合器である患者さんの口の中でどのように患者さんそれぞれの機能にあった咬合を模索していくかということを学んできました。
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